本気で他人として関わることで高めあう世界。

美容師になってだいたい10年くらい。

今まで2社に所属して、いろんな変化を見てきた。

ちょっと前からスタッフを家族と言うサロンが増えてきたり、

そういうサロンから人がいなくなったり、

友達同士で出店して、喧嘩して終わりとか。

大事な人との関わり方で、どうしてそうなるの?って思うことだらけ。

現在チームを組んで、新しい美容師のありかたを体現すべく試行錯誤している。

僕らのチームの良さ。|konno 美容師 パーマ/カレー #note #チームだからできたこと https://note.com/takumikonno/n/nf6395cf08cc9

こんな感じでチームを組んでる。

その中で、

僕らが何を思って関わり合ってるか。

それは、

どこまで[他人]でいれるかと言うこと。

他人ってなんか寂しい言葉のように聞こえると思う。

でもね、

スタッフを家族っていう言葉の危うさ。

ただ外面のよい響きしかない言葉で、

例えちゃんと向き合ってると言ったときに、雇用契約と家族の繋がりは同じ要素でいれるのか?

暴力のような愛情が許されるのは家族だけじゃないのか?

とかいろいろ不完全な人間関係が当たり前で、家族という感情が乗る言葉で

健康な人間関係はできるのか。

全ての人間関係で当てはまるとは思ってない。

あくまでも僕らの有り様。

ではなぜ、他人なのか、

他人でいることで大事にできるものがある。

それは、お互い冷静な頭でいれること。

絶対失いたくない仲間を大事にする上で、

必要なのは、自分の立場、相手の立場、思考や思想、目的や趣向だったり、

あらゆるアイデンティティーに合わせて言葉や行動を選ばないといけない。

自然に仲良くなったり、もう兄弟だよねとか関係が深くなっていくのは必要で、

いかに要所で脳をクールダウンできるか、

他人でいるようにする、でも高めあう関係でいることが健康的な関わりかただと思う。

冷静でいれれば、お互いの良さが自分にどの様に影響してることが分かり、感謝できるし

感謝できれば、相手の苦手をカバーしようと思う。

そこには経済的に独立していないといけないとか別要素はあるけど、ここでは触れません。

関係を大事にするために冷静に、

成長する、高めあうために熱狂する。

代わりがいない仲間だから、

大事にすることを追求するのが仲間であり、チームだと思う。

僕らが目指すものは再現性ないチームをつくること。
各々が独立し、フレキシブルに関り合い、関わる全員が幸せを掴める集団になること。

もっとも温かい他人でいようと思う。

未来の仲間に届けばいいな。