髪が硬くてもパーマでイメチェン!!before/after

今回は髪が硬くて直毛のお客様です!!


僕たち美容師はアイロンで巻くのを練習してやっと髪を可愛くできるようになりました。
自分の髪の毛を巻くのなんてめちゃめちゃ難しいですよね。

くせ毛っぽいパーマでそんなスタイリングを助けます!!

ちなみにアイロンで巻いたみたいなパーマは僕は好きじゃないのでやりません。


アイロンのようなパーマって、
髪にデジタルパーマで熱をしっかり入れて乾燥させないといけなかったりと、
柔らかいニュアンスが出にくいので好きじゃないです。

パーマでしか出せない柔らかさを出したり、自然な動きを出していきます!!

今回のオーダー。

外国人の癖毛のようなラフなパーマをかけたい。
コンサバな印象になりたくない。
赤みを抑えたヘアカラーにしたい。
しばらくストレートヘアを楽しんだので、パーマをかけてイメージを変えたい。
アイロンで巻くのも苦手なので朝を楽にスタイリングしたい。

今回の提案

まずはイメージを変えないといけないので、前髪や顔まわりのパーマを強くかけて、分かりやすくイメチェンしたと思ってもらえるようにします。
取れやすい髪質なので強めにかけることで、緩くなっても可愛い髪型で入れます。

外国人っぽく仕上げるには、ウェーブの不均一さが大事なので、
パーマロッドの大きさや形状を使い分けてよりラフなパーマを作ります。

薬の選定もより持ちがよくなるように、工夫をします。

カットは毛量が多いので、軽くしますが、毛先の厚みを取りすぎるとおしゃれ感が少なくなります。
さらに伸びていくと毛先が薄くなり、頭が大き見えやすいバランスになってしまします。バランスよく量感を整えるのが大事です。

ヘアカラーは柔らかさが話を聞いていて大事に感じたので、赤みを抑えるオリーブ系のカラーでやっていきます。

Before

ストレートに毛先に少しパーマの名残があるかなくらいです。

長さ的にも飽きやすいですよね。

髪質的にも赤みの色素が多いので、ヘアカラーが抜けてくるとどうしてもオレンジっぽくなりますね。

カットも量感をとる場所も気にしにないと、シルエットが悪くなるので気をつけて根本や中間を間引いていきます。

パーマをかけるときはボリューム感も変わってくるので、ちゃんとメリハリが出るようにイメージしてカットします。

使うパーマ剤も髪が硬いからと言って強くしすぎると無駄にダメージがかかるので今までの履歴も考慮して選びます。

After

ヘアカラーもしました!!
オリーブ系のカラーはすごく緑になるというより、柔らかいブラウンになります。

こういう感じのパーマは髪を結んだ時にクシュッとして可愛いです!!

顔まわりのレイヤーも重めのスタイルに合わせることで抜けができるのでおすすめです!!

パーマは他のデザインと大きく違う点があって、
髪自体の形を変形させるので、いつもと変えたい!!とかマンネリしてて退屈って人にはチャレンジしてほしいです!!

アイロンを使えばパーマをかけなくてもウェーブにはできますが、難しいのもあるし、繰り返し使えばダメージもします。

だからパーマがおすすめですって言いがちなんですが、
パーマにしか出せない質感や髪型があるので、
僕はパーマでのデザインが好きです。

やっぱ巻くには出せない色気みないなものを感じます!!

読んでいただ気、ありがとうございました!!